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国内最大級のアート見本市「アートフェア東京2021」開幕

昨年のイベント自粛・中止から一年、国内最大級のアート見本市「アートフェア東京2021」が開催されました。

15周年を迎える今回のアートフェア東京のテーマは「by Art」。
「一人ひとりのいつもの生活の中に、いつもアートがある」
「そして生活と文化と美術が今以上にもっと近くなる」
というコンセプトのもとに開催された本年の会場の様子をご紹介します。

Galleries(ギャラリーズ) 、Crossing(クロッシング)、Projects(プロジェクツ)の3つのセクションに分かれた会場では、国内外140のギャラリーが出展し、現代アート・近代美術・日本画、古美術・工芸まで、約3,000点のアート作品を展示・販売されています。

メイン会場であるGalleriesセクションでまず目を引くのが、竹工芸の作品で伝統的かつ革新的な技法で海外からの評価も高い四代田辺竹雲斎による巨大な竹によるインスタレーション。


四代 田辺竹雲斎(夢工房)


四代 田辺竹雲斎(夢工房)

ZEAL HOUSE(鎌倉)のブースでは、足を止めて見入ってしまうほどの威力を放つ、上路市剛によるリアルな四天王。


上路市剛 / Ichitaka Kamiji(ZEAL HOUSE)


上路市剛 / Ichitaka Kamiji(ZEAL HOUSE)

GALLERY KOGUREでは、橋爪悠也や吉田泰一郎の作品を紹介。


GALLERY KOGURE展示風景

成山画廊では、ソフトビニールを使って異形の魅力を表すNAGNAGNAGの代表作のシリーズ暴力原人や、池島康輔は古典的な木彫技法で仕上げた人物像などを展示。

NAGNAGNAG(成山画廊)


池島康輔(成山画廊)

「アートフェア東京2021」会場風景

「アートフェア東京2021」会場風景

「アートフェア東京2021」会場風景

「アートフェア東京2021」会場風景


2020年のコロナ拡大により大きな影響を受けたアート業界。今までにない形で前進させる必要がある中で、消費者である私たちはオンラインに頼りがちな昨今ですが、画面上では体感できない、やはり実際に自分の目で見て、その作品を取り巻く空気感ごと楽しみたい!様々な作品が一堂に会するアートフェアでぜひご体感ください。

今回の開催では、「Volcano Festival」をテーマに若手作家25名による「Future Artists Tokyo」も同時開催。また、TikTokのライブストリーミング機能「TikTok LIVE」を用いて、会場から作品を解説してくれる「GoToアート~TikTokLIVEで巡るアートフェア東京2021~」を開催するなど、オンライン上でも楽しめるコンテンツも用意されています。


<アートフェア東京2021>
会期:2021年3月19日(金)〜21日(日)
会場:東京国際フォーラム・ホールE
チケット: 4,000円(税込)
※小学生以下は、大人同伴に限り入場無料
※事前オンライン予約のみ
https://artfairtokyo.com/

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