大塚孝太郎
2017年 大阪芸術大学 芸術学部美術学科 卒業
最前面をいかにフラットで均質な状態に保ちつつ、絵画として奥行きのある透明度のある表現ができるのは油彩しかないと考えています。
グレーズ技法が中心で、10層近く色を重ねています。一層一層、色を自由に選び、偶発的な色味と出会う感動もあります。
時間という概念と切り離された、限りなく広がる空間を求め制作しています。
岡本博紀
2015年大阪芸術大学 大学院芸術研究科 絵画領域 修士課程修了
主にペンと水性インクによるドローイング作品を精密、繊細ながら、力強く制作しています。
モチーフは幾何学模様や文様等の抽象、記憶を辿る具象です。作品画面に叙情的なイメージを感じられるよう心がけております。
漂白剤、紅茶、蓄光シートなど様々なマテリアルを駆使し作品に変化や動きを持たせています。
小田望楓
2020年 大阪芸術大学 芸術計画学科卒業
“少女という象徴的なイメージがモチーフです。アクリル絵の具による色彩の濃淡、ペインティングナイフの力強いタッチで、
少女の流動的な心の揺らぎを、抽象的なニュアンスで表現しています。
海外のファンも多く、近年、フランスや中国などでも個展が企画開催されています。
三島寛也
2020年 大阪芸術大学 芸術計画学科卒業
頭の中に住みついていたり、日常風景の中で突然現れる生き物、 妖怪や幻獣、あり得ない生命が許される存在などを、陶で制作しています。
それぞれの生育過程、外見の特徴、内面の性格を考えながら、釉薬や化粧土を使い、文様は空のボールペンの先で描いています。
今回、月と犬がモチーフの生き物のシリーズ、“ホシミ/MOONDOG”を中心にご覧いただきます。