イベント紹介Event Information
2006年よりスタートした若手作家を紹介するプロジェクト「824」から、菊池和晃、大八木夏生のそれぞれの個展を連続して開催いたします。
2019年度から新たに「824」に加わった菊池はここ数年、作品制作の補助道具として自家製マシーンを製作し、それを菊池本人が泥臭く身体を使いパフォーマンスを行うことで作品を制作してきました。
今回展示するシリーズ〈円を描く〉も同様に、作家である菊池の身体と、自家製マシーンである道具が融合しペインティングを生み出す作品です。
このシリーズでは、ハンドルを6000回以上も回すことにより、シンプルであるはずの1つの円を描くことを、途方もない時間と労力をかけて制作しています。
今回は、映像作品をメインに展覧会を開催いたします。