イベント紹介Event Information
WAITINGROOM(東京)では、2020年4月4日(土)から5月3日(日)まで、大久保紗也の当ギャラリーでは2年ぶり2回目の個展『They』を開催いたします。自身の制作を、「平面空間におけるモノや人の存在、実存について探る行為」と語る大久保は、輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴うフェノメラルな像のうねりという、2つの分離した要素を共存させた絵画を制作しています。輪郭線で表現されるモチーフは、人体の様々なパーツや人間が日常的に行っている多様なポーズで、大久保が日々描いているドローイングがもとになっています。本展では、複数の人のパーツやポーズを組み合わせて描いた新シリーズ『They』を、波形のプラスチックシート(トタン板)を支持体にして制作した大型の絵画を中心に、約15点の新作絵画を発表いたします。