イベント紹介Event Information
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熊野古道なかへち美術館にて、「森」がはらむイマジネーションの可能性を探る展覧会として、土屋仁応 個展「森の神話」が10月2日(土)から11月28日(日)までの期間、開催されます。
熊野古道なかへち美術館では、熊野を象徴するものの一つである「森」をテーマにした展覧会や講座を継続して開催されています。
土屋仁応(つちや・よしまさ/1977~ )は、古典的な仏像彫刻の技法を応用して、木で鹿や羊などの動物、あるいは麒麟やユニコーンといった幻獣をモチーフにした、聖性をおびた彫刻を制作し続けています。
人が意識している理性の世界に対する、無意識の世界が現れ出る場として「森」を捉えているという土屋の作品は、熊野古道なかへち美術館の展示室を、異界の生き物たちが棲む神秘的な空間へと変貌させます。そこに生まれる新たな「森」のイメージを、体感していただきたく思います。