イベント紹介Event Information
※新型コロナウイルス感染拡大による社会情勢に伴い、美術館およびギャラリー施設において休廊、休館、もしくは会期の変更をしている場合がございます。詳しくは、各施設サイトをご確認いただきますようお願い申し上げます。
ギャラリーノマルにて、名和晃平 最初期の貴重なドローイング展「Esquisse」が1月29日(土) から2月19日(土)まで開催されます。
現在の様々な作品に繋がる、イメージの源泉としての初期ドローイングの数々
京都市立芸術大学で彫刻を学び、以降多様な造形作品を生み出している名和晃平ですが、デビュー当初より立体と並行して、視覚から身体性や素材そのものが持つ特性を強く感じられる平面作品も数多く制作しています。
今回の展覧会は、名和が実家帰省時に部屋の片付けをしていた際、思いがけず大量に保管していたドローイングやプランニングノートを発見、そのアーカイブのためノマルへ持ち込んだことから話が展開。そこに描かれていたイメージと現在の作品との密接な繋がりを見留めたノマルディレクターの林は、このドローイングだけでの展覧会を提案。過去を振り返ることで、名和の現在そして未来までも予感させる、新年第一弾に相応しい展覧会を開催することになりました。
常に留まることなく新たな表現を追求し日本の現代美術を牽引する名和晃平。その学生時代から作家活動スタート後間もない初期までの、大変貴重なドローイングを一堂にご覧いただけるまたとない機会となります。
また、展覧会初日にエスキースのみの画集”Esquisse”を出版いたします。
林聡 (ギャラリーノマル・ディレクター) コメント
「Esquisse for the Future」
2021年は忘れ得ぬ年でした。大切なアーティストであり友人であり、春から共にノマルを創る予定だった橋本孝之(.es)の急逝ー私自身も入院からの復活を経て「創造」の使命、そして喜びをさらに強く感じています。
新たな2022年の幕開けにふさわしい展覧会として、名和晃平個展「Kohei Nawa / Esquisse」を1月29日より開催します。20年以上に渡り、共に新たな挑戦を続けてきた名和晃平 初期の貴重なドローイングを多数初公開。すべて現在の名和に繋がる、貴重なエスキースです。
2022年、未来へと続くアートの新たな景色を、ノマルからひらいていきます。どうぞよろしくお願いいたします。
■ 画集 "Esquisse" 出版記念レセプション
2022.1.29 sat, 17:00 -
■ Related Events : Music Live "Esquisse"
2022.2.19 sat, open 19:00 / start 19:30 -
charge:¥2,000. *予約制 By reservation only
出演:sara [.es (piano)] ほか
[会期中のイベント]
Concert for John Russell
ジョン・ラッセルさんへ贈るコンサート
2022.2.5 sat, open 19:00 / start 19:30 -
charge:adv ¥3,000. / door ¥3,500.
*予約制 (定員30名) By reservation only (Capacity of 30)
出演:
豊住芳三郎 Sabu Toyozumi (drums) from Tokyo
庄子勝治 Masaharu Showji (sax) from Hiroshima
sara ( .es / piano)