イベント紹介Event Information
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WAITINGROOM(東京)にて、伊東宣明の個展『人の写真/糞と花』が2022年6月25日(土)から7月24日(日)まで開催されます。
伊東は、「身体」「生/死」「精神」といった生きるうえで避ける事のできない根源的なテーマを追求し、映像やインスタレーション作品を発表しているアーティストです。当ギャラリーでは4年ぶり3度目の個展となる本展では、「写真」(あるいは画像)が氾濫する現代において、私たちは「写っていない人々」を想像することができないということを、作者自身がメンターを演じて行われる「エクサイズ」によって浮かび上がらせる映像作品『人の写真』と、作者自身の排泄物と世界中の鮮やかな花で構成される映像作品『糞と花』の、2点の新作を発表いたします。
また、作家が「死」のメタファーを口ずさみながら自身の皮膚をめくり続ける『蝋燭/切り花/眠り/煙』(2020)や、コロナ禍の中で制作された『時は戻らない(2020-2022)』(2022-2022)など、生まれてから死ぬまでの不可逆な時間を重要なテーマとした近作も展示いたします。
近作を通して緩やかに縁取られる伊東宣明の現在地を、お見逃しなきようぜひご高覧ください。