イベント紹介Event Information
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ギャラリーメゾンダール本店(大阪)にて、三島寛也個展「ミシズム;capture/キャプチャー1」が2022年5月20日(金)から28日(土)まで開催されます。
頭の中に住んでいる無数の生き物たち、日常風景の中で唐突に現れる怪物たち。
三島寛也が繰り広げる 陶作品約40点、 ドローイング作品約20点によるエキセントリックな空想世界 。
三島は、自己の世界を構築するために制作をしていると語ります。
私の世界を創るということは単なる理想的な空間ではありません。私の人生においての哲学的目標であったり、アイデンティティの獲得や人生目標など、ありとあらゆる私の集合体のようなものです。
影響を受けたものを考えると、フランスのメビウス(ジャン・アンリ・ガストン・ジロー)の「B砂漠の40日間」や、妖怪や幻獣のように独立した世界であったり、あり得ない生命が許される存在など、そのモノだけで世界を隔離された存在に憧れを抱いたからです。
私自身の癖やコンプレックスと悪戦苦闘しながら制作を続けています。 特にドローイングは真っ直ぐ長く線を引けないというコンプレックスを活かした作品です。一つのモチーフから無限に発展することで産まれた作品達です。 これらの作品たちは、私の世界を創造する為の基となり、そして私の作品をご覧になられた方々にも、新たな世界を再発見するきっかけになれば幸いです。
今回の作品の一つ『トロヴァント』作品シリーズは、ルーマニアに実在する成長する岩をモチーフにしています。もし本当に生きているのであればどの様な形に産まれたいと思うだろうかと思い創り始めた作品です。『トロヴァント・ファントム』は双晶アメジストがモチーフ。双晶を双子に見立て制作しました。
今回の作品の一つ『トロヴァント』作品シリーズは、ルーマニアに実在する成長する岩をモチーフにしています。もし本当に生きているのであればどの様な形に産まれたいと思うだろうかと思い創り始めた作品です。『トロヴァント・ファントム』は双晶アメジストがモチーフ。双晶を双子に見立て制作しました。