イベント紹介Event Information
Ji?? Kovanda / イジー・コヴァンダ
On Paper
On Air
弊ギャラリーでは19日よりチェコ共和国を代表する現代アーティスト、イジー・コヴァンダ (b.1953-)の日本初の展示をチェコセンター (チェコ大使館内)との共催で実現します。
チェコセンター では近作のドローイングを中心に、弊廊ではスペースと状況そのものを新たに設定した新作を主に旧作近作を交えて発表します。
今回は外観のファザードを改装した初めての展示になります。感染対策もしますので、ぜひお出かけください。
On Paper
第一会場:チェコセンター東京
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2丁目16-14(チェコ共和国大使館内)
会期:2021年1月18日〜2月12日 月〜金:10:00-19:00
閉館日:土、日、祝日
Supported by Ministry of Culture Czech Republic
Collaboration with SVIT (Prague)
On Air
第二会場:青山目黒
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2丁目30-6
会期:2020年12月19日〜2021年1月24日 木、金:12:00-19:00 土、日:12:00-18:00
オープニング:2020年12月19日 16:00-18:00(パーティーは行いません。)
休廊日:月〜水
冬季休業:12月28日〜1月6日
Ji?? Kovanda / イジー・コヴァンダ On Paper/ On Air
Piece for Seagulls, 2008, performance documentation
Courtesy of the artist, SVIT(Prague)
Ji?? Kovanda / イジー・コヴァンダ
On Paper
On Air
弊ギャラリーでは19日よりチェコ共和国を代表する現代アーティスト、イジー・コヴァンダ (b.1953-)の日本初の展示をチェコセンター (チェコ大使館内)との共催で実現します。
チェコセンター では近作のドローイングを中心に、弊廊ではスペースと状況そのものを新たに設定した新作を主に旧作近作を交えて発表します。
今回は外観のファザードを改装した初めての展示になります。感染対策もしますので、ぜひお出かけください。
On Paper
第一会場:チェコセンター東京
〒150-0012 東京都渋谷区広尾2丁目16-14(チェコ共和国大使館内)
会期:2021年1月18日〜2月12日 月〜金:10:00-19:00
閉館日:土、日、祝日
Supported by Ministry of Culture Czech Republic
Collaboration with SVIT (Prague)
On Air
第二会場:青山目黒
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2丁目30-6
会期:2020年12月19日〜2021年1月24日 木、金:12:00-19:00 土、日:12:00-18:00
オープニング:2020年12月19日 16:00-18:00(パーティーは行いません。)
休廊日:月〜水
冬季休業:12月28日〜1月6日
Sponsorship: ?esk? centrum Tokio
Collaboration with SVIT (Prague)
Special thanks to:Eva Takamine (?esk? centrum Tokio)
Michal Manek (SVIT)
Seiko Hihara
Sachie Hoshi
Pablo Cendejas
この度、チェコセンター及び青山目黒はプラハ(チェコ共和国)を拠点に活動するイジー・コヴァンダ(Ji?? Kovanda/B.1953)の日本では初の個展を開催致します。
コヴァンダは独学で学びスタジオを持たず1970年代の半ばに活動を始めました。
プラハの雑踏や路上、公共空間などに於いて簡素なシナリオに基づき、埋もれるかの様に控えめなアクションを実施して当時それらの記録を白黒写真に指示書を添えてリーフレットに纏めていました。それらは余りにも目立たない実践でありながら、どこまでも都市空間の中で開かれていく仕掛けでもあったのです。
その中には「エスカレーターに乗って途中で振り向いて、後ろに立っている人の目を見る/ 1977」*1、「長い間太陽を見つめていて泣く/1977」*2、「手の平で作ったカップで川から水を汲み、数メートル下に放つ/ 1977」*3などがあり、当時の社会状況の下では彼が有名になることや「作品」として多くの人々に知らせることを第一の目的とはしていなかったのでしょう。
その細やかで気づかれないほどの営みは周囲の状況にも調和しながら、無力であることで個人の尊さをより肯定的に高めています。
それは社会への抵抗よりも志が高くあり、言語や概念(コンセプチュアルアート)に留めるには遙かに広く、政治的な影響があろうとも、誰にも奪うことのできない名も無き民としてのアンセムの様に静かに毅然と力を携えています。
また絵画やドローイング、場にそっと介入させた彫刻やインスタレーションにはアクションと同じく素朴な印象があり、どんな移ろい行く状況に於いても誰もがその内にある心情や事情は尊く、素材も時空も豊かである事を静かに示しています。
2000年代に入りコバンダの活動は今一度発見されました。
重要な国際的な展示に参加し、活発に制作しキャリアを重ねながら広範囲に渡り影響を及ぼしています。
青山 秀樹 Hideki Aoyama / owner Aoyama Meguro gallery
参照
*1 Untitled (On an escalator … turning around, I look into the eyes of the person standing behind me …) (3 September 1977)
*2 Untitled, 1977, (I’m crying. I gazed at the sun for so long that I have started to cry.)
*3 I take some water from the river in my cupped hands and release it a few metres down the river. 11 May 1976, Strelecky Island, Prague