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ギャラリーメゾンダール本店にて(大阪)、「MAISON D'ART ONLINE SELECTION Vol.4 "la coquette" 」が7月28日(水)より開催されます。
-ラ・コケット/la coquetteとは、フランス語で気を惹く魅力的な女性というような意味ですが、女性にかかわらず、何か強く惹きつけられる、吸引力ある生物を意味しています。メゾンダールはこれまで数回このタイトルでの企画展を開催していますが、今回はオンラインセールVol.4として、それぞれ独自の作風、 インディビジュアルな気鋭アーティストを、日本とフランスから選ばせていただき、オンラインと共に、オープンセレクト展示会も開催いたします。
今回、海外にも送りやすい小品も多い展開です。
■参加フランス人アーティストについて
ドミニク・ルッチは、ボザール・ド・ヴァロンスにて造形美術高等国家免状を取得後、フランス国内を中心に多数の展覧会やレジデンスに参加。リヨンでのブルキアン財団招聘の展覧会をはじめ、壁に直接絵を描くアートを展開していま す。彼の想像力と現実、動物と人間、髪の毛。が奇妙に混ざり合い独自の詩的なファンタジーを表現。アクリル絵の具による制作を中心に、陶芸など多様な支持体で展開している。
アナイス・イェベールは、15世紀の不気味な踊りや、日本の現代舞踏、文学、そして 能楽堂、などに触発され、人物が生息する世界を 墨をマテリアルとしたドローイングで、生者の世界と死の世界との恒久的な対話を描いています。 1988年生まれ。ボザール:パリ国立高等美術学校(ENSBA)を卒業、2009年にダイヤモンド・ドローイング賞を受賞。フランスを中心に世界各地で作品を発表している。メゾンダールからは、メゾンダール・ギンザ、パリのアートフェア、YIA Parisで紹介。
ヴァレリー・ベルモクタル。パリ在住、活動中。フランス国立応用芸術工芸高等学院とパリ国立高等美術学院で学び、子供向けのイラストレーションからテキスタイル・デザイン、壁画、出版や新聞など、多方面で活躍中。日本のメディアでもパリジェンヌのアーティストとして紹介されている。 油彩、アクリル画やデッサン、版画やイラストなど多様な作品は、文学、詩、寓話、神話、夢、そして日常の観察がインスピレーションとなっている。植物や、人間と自然との関係性が生み出す独自の世界観は夢想的で詩的である。
フェブリルは、フランス、ベルフォート在住。主にパリで活動する写真家、音楽家。2006年より様々なシリーズを展開する。メゾンダールが紹介しているのは主に"Les Petites"シリーズである。彼女が絵を描くことに触発されて、より充実した世界を作るためにミニチュアの設定を構築し、それを日常的なものとして表現された幻想的な写真シリーズです。メゾンダールからは、メゾンダール・ギンザ、パリのアートフェア、YIA Paris、FOTOFEVERなどで紹介している。