イベント紹介Event Information
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Gallery Yamaguchi kunst-bauにて、堀尾昭子/池田啓子の展覧会が1月12日から2月12日まで開催されます。
堀尾昭子|AKIKO HORIO
堀尾昭子(1937-)は独学で美術を学び、1967年に具体新人展に出展し。68年には具体美術協会会員になる。その後も精欲的に作品を発表。昨年には西脇市岡之山美術館にて大規模な個展が開催された。今年6月には森美術館で開催される「地球が回る音を聴く」に出展が予定されている。
作品はシンプルな構成でありながら豊かな空間の広がりを示唆しており、身の回りの素材の組み合わせで光の反射や陰影の効果をとらえた作品を展開している。
今回は10の近作を展示いたします。
池田啓子|KEIKO IKEDA
池田啓子(1948-)は大阪芸術大学絵画専攻科を卒業後、信濃橋画廊で初個展。その後コンスタントに関西を中心に作品発表を続けている。20年ほど前より”光”を主題にした作品を制作している。今回は透明アクリルに光を透した陰影を生み出す作品とノートブックに施された点字ペンを用いたエンボスが生み出す陰影を感じる作品、更にノートブックに対義言葉の点字を施し言葉の持つ意味を視覚を用いて哲学的にとも思える方法で制作された作品展示になります。
陰翳が織りなす近作を堪能していただければ幸いです。