イベント紹介Event Information
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COHJU contemporary artにて2021年7月31日(土)から9月4日(土)まで、東 慎也・岡本 秀・米村優人の3名によるグループ展「ジェットストリーム論法」が開催されます。
本展示は、弊社取り扱い作家1名を選出し、彼らが推薦する「今、一緒に展示をしたい」アーティストとのグループ展を企画するという試みです。第一弾となる本展では、2020年に大学院修了以来発表作品の完売が続き、熱狂的人気を博している若手画家・東 慎也が推薦する2名、岡本 秀及び米村優人との三人展が開催されます。
豪快なストロークと、狂気とユーモアが混じり合うモチーフで、人間とその背景にある時世を多角的に描く東慎也。画中画やふすま絵といった日本画の形式と現代のイメージや架空の存在とを共存させ、異なる次元を行き来する入れ子構造を作ることで、日本画を巧みに再解釈し更新する岡本秀。古代ギリシャの彫刻から特撮ヒーローまで、全て等価な眼差しで咀嚼しながら、粘度、石、FRPなど多様な素材を用い「超人像」を制作する米村優人。それぞれがまったく異なる表現方法ではあるのものの、飾ることのない実直な作品が立ち並ぶ展示空間は、不均衡と調和とがもたらす不思議な浮遊感に満ち溢れることでしょう。
また本展は、ギャラリースペースの改装後初の企画展となります。新しに生まれ変わった空間で織りなす、若手作家3人の放つ混沌とした疾走感を、この機会にぜひご覧ください。