イベント紹介Event Information
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平塚市美術館にて、「キムキョンミン展」が2022年1月4日(火)から4月3日(日)まで開催されます。
平塚市美術館ロビー展「キムキョンミン展」
陽光のそそぐ広いテーマホールで輝くステンレ ス彫刻の魅力をお楽しみください。
キムキョンミン(金景暋、1971年-)は韓国・釡山生まれの金属彫刻家です。東亜大学、同大学院をへて多摩美術大学博士前期課程で彫刻を学び、在学中から国内外での精力的な展示に加えて、2004年以降二科展での受賞やKAJIMA彫刻コンクール、大分アジア彫刻展などでの入選をへて2017年にはUBEビエンナーレで大賞を受賞するなど活躍しています。水の音や空間が作品のテーマで始まりも終わりもない永遠に流動していく水や水音に触発された作品は永遠につづく普遍性をはらんで我々の心を打ちます。素材は硬質なステンレスの板から形をつくり丁寧に研磨することによって周囲の景色や見るものを映し、置かれた場所に共鳴するかのようです。本展は、陽光のそそぐ広いテーマホールを舞台に気鋭の彫刻家のおよそ14点の作品によってその歩みを振り返ります。平塚市美術館のテーマホールを用いた「ロビー展」は2006年12月にはじまり、今回15回目となります。外光の降り注ぐ高さ11メートルの空間を使った観覧無料の展示となります。湘南の光あふれるテーマホールの大空間に展開する力強く有機的な彫刻世界をご堪能ください。