イベント紹介Event Information
現代アートは美術館をはじめ、商業施設や病院、
駅といった公共施設でも見受けられます。
また、IT技術の進歩に伴いオンライン上での鑑賞機会も増え、
私たちの生活に身近な存在になっています。
当館が開催する第1回の展覧会となる本展では、
2名のコレクターの約70点に亘るコレクションに焦点を当てます。
高橋龍太郎コレクションは「描き初め」をテーマに、
A氏コレクションは2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介します。
展示作品には、新作や初展示となる作品も含まれます。
また、作品の魅力やコレクションしたきっかけをコレクター自身の言葉でお伝えします。
【展示コレクション(一部)およびコレクターについて】
■高橋龍太郎コレクション
作品点数:約30点
出展作家:18作家予定(敬称略、五十音順)
会田誠、今津景、梅沢和木、大山エンリコイサム、岡﨑乾二郎、川内理香子、草間彌生、合田佐和子、近藤亜樹、鈴木ヒラク、土取郁香、佃弘樹、DIEGO、野澤聖、BIEN、水戸部七絵、村山悟郎、毛利悠子、など
高橋龍太郎氏について
精神科医、現代アートコレクター。1946 年山形県に生まれ、小学校から高校卒業までを名古屋で過ごす。東邦大学医学部を卒業後、慶應義塾大学精神神経科入局。国際協力事業団の医療専門家としてのペルー派遣などを経て、1990 年東京・蒲田にタカハシクリニックを開設、院長となる。1997年より本格的に現代美術のコレクションを開始し、所蔵作品は現在2000点以上に及ぶ。これまでに国内外21館の美術館等で高橋コレクション展が開催された。代表的なものに、2015年「高橋コレクション展 ミラー・ニューロン」(東京オペラシティアートギャラリー)、2015−2016年「Cosmos/Intime- Collection Takahashi〜内なる宇宙-高橋コレクション展」(パリ日本文化会館)等がある。著書「現代美術コレクター」(講談社現代新書)他多数
■A氏コレクション
作品点数:約40点(会期中に作品の入替を実施予定)
出展作家:奈良美智
A氏について
日本の実業家、投資家。1969年生まれ千葉県出身。大学卒業後、投資会社に就職しベンチャー企業への投資・育成業務を担当。その後複数の企業を上場させ、現在も上場企業の代表を務める傍ら、様々なベンチャー企業のエンジェル投資家としても活躍。2001年に奈良美智の作品に美術館で鑑賞したことをきっかけに、コレクションをスタート。奈良美智作品を中心にコレクションとしながらも、現代アートにこだわらずコレクションを続けている。
【本展の見どころ】
■2名の現代アートコレクターのコレクションを展示
現代アートコレクター2名のコレクションを展示。
高橋龍太郎コレクションは「描き(かき)初め(ぞめ)」をテーマに、
A氏コレクションは2000年前後の奈良美智作品を中心に紹介。
■新作や初展示作品を含む約70点を展示予定
会期中、展示入替を1回実施予定(計70点の作品を展示)
■作品の魅力やコレクションしたきっかけをコレクター目線で紹介
■19作家の作品を展示(予定)