ARTIST
崔在銀 Jae-Eun Choi
- プロフィール
Profile
- 草月流終了後、三代目家元、勅使河原宏のアシスタントとして数々のインスタレーションや、映画「利休」の制作に携わり、80年代から生命や時間をテーマに作品を発表している。1986年に草月プラザ イサムノグチ彫刻ガーデン「天国」の空間において、土のインスタレーション「Earth」を発表。1993年 大田国際博覧会 Expo’93(韓国、テジョン)において政府パビリオンRecycle Art Pavilionをデザイン。同年、ユネスコパリ本部ピアッツァ広場で行われたパリ大茶会で 安藤忠雄、シャルロット・ペリアン、エットーレ・ソットサスらとお茶室「Une surrender lune (もう一つの月)」を発表する。1996年-2000年、ソンチョル僧侶(Grand Master Seongcheol)の舎利塔をデザイン(韓国、海印寺)。2000年 ドキュメンタリー映画「On The Way」を制作。91年サンパウロ・ビエンナーレ、95年には日本代表の1人として第46回ヴェネチア ビエンナーレに参加、2016年に第15回ヴェネチア建築ビエンナーレに出品するなど国際展への参加多数。主な個展として、「ルーシーと彼女の時間」サムソンロダンギャラリー(ソウル 2007年)、「アショカの森」原美術館(東京 2010年)、プラハ国立ギャラリー(2014年)、「The Nature Rules 自然国家:Dreaming of Earth Project」(原美術館、東京、2019)など。進行中のプロジェクトには1986年に開始し、世界7カ国に和紙を埋めたのち時を経て掘り起こす、時間を表すプロジェクト「World Underground Project」の他、2014年に立ち上げた韓国のDMZ(Demilitarized Zone:非武装地帯)での「Dreaming of Earth Project(夢の庭園)」の延長線で、破壊された森を復元させる計画に取り組んでいる。
- 受賞歴
Award
- 個展
Solo Exhibitions
- グループ展、その他
Group Exhibitions
- パブリックコレクション
Public Collection