カンタロフスキーは、1982年モスクワ生まれ。ニューヨークを拠点に活動。ロードアイランド州プロヴィデンスのロードアイランド・スクール・オブ・デザインでペインティングを学び、カリフォルニア大学ロサンゼルス校でMFA取得。近年の主な個展としてLuhring Augustine(ニューヨーク、2019年)、クンストハーレ・バーゼル(2018年)、Fondazione Sandretto Re Rebaudengo(トリノ、2017-2018年)が挙げられる。主なグループ展として、バルティック・トリエンナーレ13「GIVE UP THE GHOST」(ビリニュス、2018年)、「The Arcades: Contemporary Art and Walter Benjamin」ジューイッシュ・ミュージアム(ニューヨーク、2017年)、「The Eccentrics」スカルプチャー・センター(ニューヨーク、2016年)、自らキュレーションした「Sputterances」Metro Pictures(ニューヨーク、2017年)などに参加。他の主要な展覧会としては「Happy Soul」 LAXART(ロサンゼルス、2014年)、「You are Not an Evening」 Gesellschaft f?r Aktuelle Kunst(ブレーメン、2013年)、「What Were You Expecting, Mr. Milquetoast, a Plot?」Badischer Kunstverein(カールスルーエ、2014年)、Ieva Mis?evi?t?とのコラボレーション、「Apricot Juice」Studio Voltaire(ロンドン2015年)など。自身の多くの作品を網羅した作品集『No Joke』(2016年)をStudio VoltaireとKoenig Booksより刊行。カンタロフスキーの作品は、ハーシュホーン博物館と彫刻の庭(ワシントンDC)、ICAボストン、ハマー美術館(ロサンゼルス)、ロサンゼルルス・カウンティー・美術館、テート・モダン(ロンドン)、ホイットニー美術館(ニューヨーク)に収蔵されている。