1972年ポルトガル・リスボン生まれ、現在ベルリンを拠点に活動。リスボン大学美術学部でビジュアルアーツ・彫刻の学位を取得した後、Staatliche Akademie der Bildenden Künste Karlsruheにて研究を続ける。20世紀の芸術、建築、デザインの歴史に登場する女性作家に影響を受けながら、ロープ、ゴム、木材、革や真鍮など身近な素材を新たな視点で解釈し、抽象的に具現化した彫刻やインスタレーション作品を制作。職人技やその土地特融の技術を積極的に用いることで、現代の大量生産の構造に反対し、受け継がれてきた知識や伝統的な技術を維持するための働き掛けを行っている。