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hpgrp GALLERY TOKYOにて、竹本英樹個展「SERENDIPITY / ZEMBLANITY」が2022年7月6日(水)から8月6日(土)まで開催されます。
無限の階層に己の素粒子を滑り込ませる。
螺旋の光に何が写るか。
天は自ら助くる者を助く。
ー竹本英樹
8mmフィルムで撮影した世界各地の風景を35mmフィルムで再度撮影し、現像も自ら行う竹本英樹。原版から別のフィルムにコピーを作成するこの手法は「インターネガ」と呼ばれ、通常は同サイズのフィルム間で行われます。しかし竹本は、小さなフィルムの一コマを引き延ばして再現することで、記憶の中を思わせる解像度をつくり出しています。
本展では、吊り下げられたスナップ写真と鏡、それらに投影されるプロジェクターの映像で構成されたインスタレーションを展開します。光や画像が移りゆく写真回廊の中を歩くと何が見えるのか。一瞬の光の中に浮かび上がる無限のイメージは、予期せぬ世界を映し出します。
世界の様々なコンペティションで評価され、現在は鎌倉を拠点に各国で撮影を続けている竹本の世界観をどうぞこの機会にご高覧ください。
本展は、UNKNOWN ASIA 2021・hpgrp GALLERY TOKYO・戶塚憲太郎賞の一環として開催されます。
UNKNOWN ASIA
https://unknownasia.net/