イベント紹介Event Information
生涯最後の展示となったスペイン・サラマンカ個展から二年
またやってくる桜の季節に、日本画家 加藤弘光の個展を開催
「春盛りの景色、神の造形のすごさに只々感謝する。」弘光手記「真絵雑帳」2015年4月2日
北井画廊は、日本画家 加藤弘光が最後まで追い求め、描き続けた桜の作品を厳選して展示する『加藤弘光個展 - 花見 Hanami -』を3月3日(水)より開催いたします。
2019年4月10日、日本画家 加藤弘光は埼玉嵐山のアトリエにて制作中に亡くなりました…。享年62歳。同年2月8日〜3月7日、生涯最後の展示となったスペイン・サラマンカ大学日西 センターにある上皇后様のお名前を冠することを許された「美智子さまホール」での個展は、テレビや新聞、ネット記事など多くの現地メディアに取り上げられました。あれから2年、コロナ禍であっても、また桜の季節は訪れます。千鳥ヶ淵の傍にある北井画廊では、日本画家 加藤弘光が最後まで追い求め、描き続けた桜の作品を厳選して展示いたします。神の1枚に近づこうと、何層にも重なる数万枚の花びらのみを描く加藤の桜は、光の角度で変化する黒の背景と相まって独特の世界観を表出しています。千鳥ヶ淵の桜、画廊に咲く加藤弘光の桜、ぜひお花見にいらしてください。