1942年、東京生まれ。1964年に現代美術研究所を卒業後、渡米。アート・ステューデント・リーグで学び、ニューヨークを拠点に活動を始める。ミニマリズムに関する研究を続け、ソル・ルウィットのアシスタントも務める傍ら、多民族都市のニューヨークで自らのアイデンティティを問い、女性アーティストによって1972年に設立されたA.I.R.(Artists In Residence) ギャラリーの活動にも積極的に参加。綿密な設計図に基づくストリング(糸)を使ったインスタレーションの他、彫刻やパフォーマンスなど多岐にわたるメディアで活動を続けている。