神奈川県、東京都で生まれ育つ。立教大学卒業(卒業生:杉本博司/細野晴臣など)後、1994年にニューヨークに拠点を置き、Art student league of New Yorkで学ぶ。Installation Artの客員教授としてPersons New School, New Yorkに迎えられる。
隅英二の独創性は、ファインアートの分野から始まり、後にデザインやライティング、インスタレーションへと広がりをみせ、ドローイング、ペインティング、グラフィック、照明デザインやインスタレーションなど、これまでに幅広い分野でのヴィジュアルアートを創造している。彼は幼少期に日本で美術教育を受け、それが結果的にペインティングの勉強となり、ニューヨークで様々な作品を依頼されることとなる。主なものとして、The Maritime HotelやThe Bowery Hotelの壁画、ナイキジャパンやアサヒビール、Greenwich Hotel、Duncan Quinnのグラフィックアート、the Maritime Hotelのライティング等、幅広い顧客にヴィジュアルアートやデザインを提供してきている。この期間は、彼の作品の方向性に大いに影響を与え、その結 果、作品の作成手段における境界線を薄めていったといえる。
彼は現在までにニューヨーク、東京、大阪、香港、トロントで展示会を行っており、さらに今回2012年バンコクで展示会を実施する。過去の主な活動としては、エリック・シャイナー(アンディウォーホル美術館の現ディレクター)により企画され、ニューヨーク・チェルシーのOnishi Galleryで開催、作品“Oneline Drawing”を展示した“Land(e)scape”、ニューヨーク・ソーホーのStorefront for Art and Architectureにて開催された“Chinatowns”のアートディレクションと写真撮影、Salomon Arts Gallery Tribeca 2009/2010でのライティングインスタレーション“Light it up”/“Limited Edition Unlimited Design”、Nuit Blanche/ Bring to Light art festival“Chimera of Meteoshow” / “Diaphaspectrum 2010”、Invisible Dog Art Centerでの“Speed of Life”など多数。
そして2012年5月、タイ・バンコクで個展を開催。現在も、ビジュアルアートやデザインの概念的かつ、さらに革新的な視点を表現するため、隅はあらゆる分野における創造的リソースを継続して利用している。
受賞歴
Award
個展
Solo Exhibitions
" Densen / Plus α " at Koi Art Gallery, Bangkok, May 2012
グループ展、その他 Group Exhibitions
-" Land(e)scape " at Onishi Gallery, Chelsea, NewYork
-" Chinatowns " at Storefront for Art and Architecture, Soho New York
- Lighting Installation for Salomon Arts Gallery Tribeca 2009/2010, New York
- Light art festival, Brooklyn 2010
- Invisible Dog Art Center, Brooklyn, New York